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桂川 幸助

1973 多摩美術大学デザイン科染織卒業

1978 神奈川県美術展 美術奨学会賞

1979~1980 フランス アンジェ州立美術学校留学

1980~1985 日本新工芸展

1984 光風会展 以降毎年出品

1994 第80回光風会展 会員記念賞

1997~2005 多摩美術大学非常勤講師

1997 第5回国際テキスタイルコンペティション 京都

2001 第87回光風会展 杉浦非水記念賞


光風会常務理事 審査員

東京アートセンター講師@

現在出土している最古の布は、紀元前4,500年頃のものがエジプトで発掘されている。

人間は気の遠くなるような昔から織物を作り続けてきた。機械化、IT化が進み精巧な織物が短時間で大量に作られる現代であるからこそ、自らの手で糸を布に変えていく手織りの世界は作り手に多くの満足を与えてくれる。

綴織に関して言えば、紀元前1,500年頃のものがエジプト、アンデス、中国など世界各地で出土している。人々は岩に絵を描くように布に模様を表現するのはごく自然なことだったのでしょう。

それが染であり織で言えば綴織だったということです。

綴織でタピスリーを作る場合まずデザインが必要になります。

デザインを起こすのに大事なのがイメージです。イメージを膨らませるために、スケッチをして自然の中から探るのも良いでしょう。

又、コラージュのように描くという手段から離れてみるのも一つの方法です。あらゆる手段を用いてデザインを高めてみてください。

今、手仕事に興味を持つ若者が少ないように思います。我々の手で未来へ繋げていきましょう。

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