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初めての手織り…
基礎から学んだAさんの話

Q.Aさんはもともと手編みをされていたそうですが、手織りを学ぼろと思ったきっかけはどんなことでしたか。

A.もともと糸が好きで、手作りも好きだったので、仕事の引退のタイミングで入会しました。


Q.卓上のレギュラークラスとポードウィィービングを受属していただいておりますが、ダブルスクールをされるきっかけや、

それぞれのクラスで学べることの違いなどをお聞かせください。

A.もともと卓上のクラスだったのですが、展覧会でボードの生徒さんとご一緒することがあって、お話を聞いて関味がわきました。

実際に学んでみると、卓上織り機とポードのクラスとでは、糸を扱うのは共通していても、勝手が全然違いました。

ポードは、ビンに経糸を張る段階である程度完成が見えるので、失敗することなく、スピーディーにアイテムを作ることができます。

経糸の無駄分がほとんど出ず、余った糸など少量でも織り込めるのも、気に入りました。

対して、卓上織り機ではかなり複雑な組織も、本格的に学ぶことができます。

ボードウィービングクラスが隔週開講なのも、掛け持ちができている理由ですね。


Q.講師の指導が作りたいものにどう結びついたかを教えてください。

A.私の場合は、最初から自由にというよりは、手織りの技術を順を追って学んでいきました。

結果、技術の向上につながり、念願だった洋服、スーツの上着を3着も制作することができました。

みんなそれぞれ自由にもの作りをしているにも関わらず、先生はアイデアの引き出しが豊富で、すぐに対応してくれるんです!


Q.同じクラスの生徒さんとの関わりの中で得たものについてお聞かせください。

A.みんな同じではなく、違うことをするから、他の生徒さんと楽しくお話しながら、お互いにインスピレーションを受けています。

展覧会で他のクラスの生徒さんの作品を見て、次に学びたい技法の参考にしたりもします。

「織り」といろ共通のものがあるので、年齢も関係なく、上下関係もなく、たくさんの友達ができました。

お互いのコンディションを気にしたりできるのも、少人数制ならではですね。みんなに会えることが毎週楽しみです。


Q.お教室で作った、印象に残っている作品を、それにまつわるエピソードをお聞かせください。

A.どれも楽しかったのですが、一番最初に織った服地は忘れられません!きちんと計算したつもりだったのですが、出来上がって

みると、寸法が足りなくて(笑) 織り始めの結束糸の部分も使って、ジャケットに仕立てたのですが、それも良い記念になりました。

思い出の作品ですね。

今思うと、その失敗があったからこそ、2着目、3着目を制作するモチベーションにつながったんだと思います。


Q.お教室には、9年間通っていらっしゃるかと思いますが、長く続けられるポイントはどういったところでしょうか。

A.他の生徒さんに会うのが楽しいですね。私の場合は、同じクラスに目標となる方がいました。高齢でも通い続けるその方の姿勢に、感銘を受けたんです。

あとは、失敗したとしても、今度はこういう風にしたい、と、楽しんで反省を活かすこと。

作っていて、予定と違うところが出てきた時も、自由に楽しんで作ってみると、意外と良い出来あがりになったり。

とにかく、楽しむことだと思います。


Q.これから手織を始められる方々に、メッセージをお願いします。

A.とにかく手仕事は本当に楽しいです!ぜひ始めてみてください!

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