「岡本直枝個展 場のちから」を拝見させていただきました、
今回は「場のちから」がテーマです。岡本先生は以前から一瞬の風景に共鳴する思いをテーマに作品を制作していらっしゃるそうです。
風景をテーマにした作品には具象的なイメージがあるそうです。
「時を行く」はモロッコ「床したく」はシチリア「岩を抱く」はドイツ
一点一点お話を伺いながら、モロッコの乾いた風と大地を‥ シチリアの青い空と豊かな麦畑‥ ドイツの岩と冬の厳しいイメージ‥と、まるでその場所に立っているような不思議な既視感を感じました。
一方で、ギャラリーの中央に飾られた「ju」の3作品は、ご自宅のお近くの公園の樹木からイメージされたとの事で、しなやかさや温かみと共に畏敬の念が湧いてきて、自分の中の日本の風景を感じる事が出来ました。
一つの空間の中で、いろいろな場のちからを感じられる「岡本直枝 個展」は26日まで開催しています。
ぜひ、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。(2020.2.20 スタッフレポート)
岡本直枝個展 場のちから
会期:2022.2.14(月)〜2/26(土)
11:30〜19:30(最終日は16時終了 日曜休廊)
会場:いりや画廊
東京都台東区北上野2-30-2
ギャラリーHP:https://www.galleryiriya.com/